恵心堂治療院
  
 世界水準・正統派のフランス式オステオパシー整体&バッチフラワー花の療法 -
 
 
  〝オステオパシーの優しい手技は、身体が健康になろうとする自然治癒力を高めていきます。
 
 そしてバッチフラワーレメディを使うと、ストレスを感じている心が自然と癒されていきます。
 
身体を全体で整えることで、痛み、しびれ、薬、注射から解放されて「病気の予防」へと歩んでいきましょう!”
 
2025/9/27

マインドフルネス入門

 

NHKの「こころの時代」で禅僧ティク・ナット・ハン師の特集を見た際にハン師の言葉、しぐさ、態度等に魅了されマインドフルネスに興味を持ちました。

 

「僕も彼の様になりたい」と思ったのがきっかけでした。

 

そして、調べていったら、そのテレビにも登場されていて、ハン師の本を何冊も翻訳されている島田啓介(ダー)さんに辿り着きました。

そこでダーさんが住まれ、マインドフルネスを体験できる「ゆとり家」へ訪問しました。

 

今回、ご紹介するのは、ダーさんから学んだマインドフルネス入門編になります。

お読みになると、「マインドフルネスとはこういうものなのかと」少し理解が深まると思われます。 

 

マインドフルネス入門編 島田啓介さんから学ぶ。(2016年6月18日)

 

 

マインドフルネス(正念、気づき)とは 

 

意識を今ここの現象に振り向け、柔らかな気づきで包むこと。

「私」の意識からはなれ、あるがままのすべてを平等に受け止めること。

裁かず、ありのままを受け止める慈愛のまなざし。

正念の「念」とは、今に心を置く。丁寧に心にきざんでおくという意味。

 

 

ブッダは、たくさん苦行をした人ですが、最終的には苦行を止めて、菩提樹の下で非常に安楽な気持ちで座った

 

中心になったのがマインドフルネス。今に心を置いて、全てそこに行っていることにありのままに気づく。

ブッダは「考えを止める」ことをしていた。

 

今のありのままの行っていることをそのまま観察する(感じる)。これは毎日の練習が必要です。

つまり、マインドフルネスは仏教に始まり、心理、ビジネス、教育、スポーツ、生活全般、人間の営みに広く応用されている。また、もともと日本文化の中に存在するものです。

 

○マインドフルネスの1番の基礎

 

それまでは思考だけで燃焼されていたエネルギーが、呼吸に戻り、自分の体に戻ることで、かなりエネルギーの節約が出来る。

すると…感情もある。体の働きもある。意識もある。感覚もある。

全てのものがバランス良く働く時に物事が良く理解出来る。

 

例えば、鐘の音を聴き…

「今、自分は呼吸しているな」「体で生きているな」「ここに座っているな」という実感をして、自分に戻る。これは、あなたが居ないと感受出来ない。

 

×呼吸法→呼吸を観る

自然な呼吸をただ観察する。

(口を閉じる。または鼻から吸って口から吐く)

出来事をただ観察する。ありのままをいじらない。

×生き方→生きているという事実を観る。生きている事実を受容する

 

 

マインドフルネスの目的は

 

自灯明(じとうみょう)」「法灯明(ほうとうみょう)

 この言葉はブッダが入滅される前に弟子に示された最後の教えだと言われております。

よくととのえられた自己をともしびとして歩んでいきなさい。真理を光にしなさいあなたの中に真理がある)。

 

「随所に主となれば、立つところ皆真なり」(臨済禅師)

どこへ行ってもあなたが主人公であれば、そこに居る場所が、あなたにとっての本当の世界になる。

 

 

考えるより、まず頭を離れよ

 

ブッダの話。四門出遊。

苦しみを目にして、初めて考える様になった。そして、6年苦行した結果が…

 

・「Breathe.you are alive」(息をして、今、生きているのを感じること)

 

・考えるより、まず、「頭」を離れよ。

 

呼吸を意識していると、心と体はひとつです(心身一如)。

頭を使うと、心が体から離れる。マインドフルネスは、普段、体から心が離れているのを実際に引き戻して心を体と一致させる。

 

Don't think!feeeel!

 

 

○感情をたっぷりと感じる

 

感情とは、心が体に反映した波のこと。

特に、体が心と一致して、本当に自分がひとつに統合した時に非常に感情が豊かになる。これはエネルギーがブロックされていない状態で、心でも体でも感情を豊かに表現することが出来る。

(例)男はなかなか大泣きしない

泣くと…思考は、体は、呼吸は、感情はどうなるか?

大泣きすると、全てがひとつにまとまる。体と心が一致したあなたの存在そのもの、ありのままの自分になれる。

 

 

ゆるみ=ゆるし

 

マインドフルな状態になって体がゆるむと、本当にゆるしが起こる。

ゆるしは、2つの存在の間で起こる。

 

神と人間との関係もある。2人の人間との関係もある。

そして、自分の心の中でも、2人の人がいる。「ああじゃない、こうじゃない」「これは許せない、お前は許せない」と言っているもう一人の自分がいる

自分の中の2つの関係性でも、裁く自分と裁かれる自分との間でもゆるしが起こる。その時に、その2つは1つになる。

 

「ゆるんで」「ゆるした時に」体も心も1つになる。

やわらいで、ほどけた時に和解が起こる。そして、本当に安心することができる。

 

仏教での安心(アンジン)とは…

もっと深い安心。どんな事があってもOK。どう転んでもOK。

1)自分に関わり。

2)その次に人に関わる。

まず自分を安心させ、自分とひとつになることで、相手とも一体になれる 

 

 

○気持ちを感じる癖を付ける

 

気持ちが良い時、気持ちが悪い時に、どちらが良い悪いではなくて、ただ感じる。(チェックだけをする)

 

我々の中では、色々なものが2つに分裂をしている。いつも良い方を取って悪い方を駄目だとやりたがっている。それが実は苦しいのです。

(苦。Dukkha:ドゥッカ)

思うようにならないから苦しみがある。そこで、その良い悪いを止める

(良いと悪いが和解して結婚してしまうこと)

 

 

「思い(思考)を切る」⇒「本当の安心」⇒「自分とつながり元気を取り戻す」 

(マインドフルネスの要点)

 

考えるのではなく、今ここの現実に戻ること。

 

思いを切った時には、非常に安心した状態が訪れます。

 

思い(思考)は、どんどん発展していくので、パッと考えたならすぐに行動に移ること。

では、どの様に行うのか?

 

祈り

 

その人をありありと思い浮かべて、その人の為に祈ると実際に変わる。

×絶対に変わらせてやるぞ!ではない。

ただ思いを浮かべるだけで、ベストな事が起こる。

 

その時のベストとは何だろう?

それは、自分に戻って、自分のありのままの状態に居ること。すると、一番良いことが起こる

 

神を信仰していれば、神は人間の為に悪い事は何一つしない。

でも、戦争があって、人が死んでいて…何が、神が最上のことをしているんだ!?

そう思うのは、我々の頭が考えている。周りの人が皆そういう風に言っているから、メディアが言っているから。ネガティブな考えを植え付けられている。

 

⇒マインドフルネスは、社会に対するレジスタンス運動だ。

「周りに流されないぞ」

「私を信じる。良いことだと思っていることだけをやっていく(愛の革命)」

と言い続けながら生きること。なお且つやって行く。

 

出来ないままの状態で、最大限のことを私は良いことをする。

なお且つ、呼吸に戻る。

→自分の考えが根底からそっくり変わる。(今、思い込んでいることから変わる)

それを「転依(てんね)」と言う。

悟ってブッダになる。

 

※マインドフルネスは、習慣にして、続けなければ効果を感じられませんし、役に立ちません。それを得られるかどうかは、日常の実践にかかっています。

 

 

島田啓介(ダー)さんの紹介

 

ダーさんは誰でもウエルカム。

分け隔てなく人懐っこく接してくれます。

素朴で、うそ偽りのない方です。

 

是非、気づきのリトリート マインドフルネスのyou tubeをご覧になられて下さい。ダーさんの人となりが解ります。

 

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