骨折や骨のひびを起こしてから関節の動きが悪くなったり、痛み、しびれ、むくみ、そしてそこからバランスが崩れて、他の部分の不調でお困りではないですか?
オステオパシーの施術は、「機能」を回復させることです。
骨は、鉄の様に曲がらないものではありません。
健康な骨では計測によると、約60度曲がり、それ以上行くと骨折をすると言われております。
骨折の治癒過程において。
人間の身体は、骨と骨をつなぎ合わせる為にセメダインの様に骨を癒合させます。
その部分は強度を増さないといけないので、骨折が治った後には本来の柔軟性が失われてしまいます。
骨自身が硬くなってしまうと、関節の機能が失われてしまいます。
そして、その硬さを補う様に周りの関節がたくさん働かなくては行けなくなります。
すると、骨折部位より先へ先へとバランスを取りながら、骨折した所から遠い部分の痛みが出て来るのはよくあるケースです。
オステオパシーの施術では、骨自身の柔らかさである機能を整えて行きます。
施術後は、元のバランスを取り戻して機能が回復して行きます。
70代女性のケース
約20年前に右膝の膝蓋骨(お皿)を骨折する。
手術後は病院にてリハビリをして、2~3年鍼治療をした。
その後、ずっとマッサージや接骨院には通っていたが、長時間の歩行での痛み、むくみ、階段での登り降りに不自由を感じていた。
当院には3日前から右足の太ももから膝にかけて痛みがあり、足が突っ張ってしまい膝が曲げられなくなってしまい来院された。
(もちろん正坐は不可能)
20年前の骨折部位である膝蓋骨への骨自身の施術を行う。 膝蓋骨の骨(脛骨)が骨折した部位へ引っ張られて前方へずれていたのを矯正する。
他には股関節や両足のバランスを整え施術を終えた。
およそ3週間後に2度目の来院をされる。 話を聞くと、施術をした次の日から痛みがなくなり、動きも次第に良くなっていったとの事でした。