オテオパシー整体にて頭蓋骨を触診していると、ストレスを抱えている方は特に左脳が収縮して硬くなっているのを手に感じます。
ちなみに、左脳は思考や論理を司り、右脳は五感を司ると言われております。
左脳は「論理的な思考」を行う脳で、人間が特に発達した脳です。
つまり思考活動が盛んで脳の疲れが起きていて、緊張して硬くなり収縮しているのだと思われます。
また、手で感じるのは脳の収縮や硬さだけではなく、頭蓋骨がまるで呼吸をしている様に動いている膨張と収縮のリズムにも影響が出てきます。 通常ですと頭蓋骨は1分間に10回の膨張と収縮を繰り返します。
それがストレスを感じ交感神経が優位になっていると、そのリズムの回数が多くなっているのを感じます。
すると、本来はゆったりと広がりを持った頭蓋骨の動きが制限されてしまい、脳がうっ血されている状態を作ってしまいます。
その結果、後頭部から首と肩の筋肉が緊張てしまい、慢性的な首と肩の凝りや痛みが起こって来ます。
この緊張は肩の筋肉へいく神経や内臓へいく神経(有名な迷走神経)を圧迫することになります。そして、内臓の働きである消化や吸収も悪くなるのです。その一例が便秘であります。
そして、この状態では目や鼻などの症状も引き起こしやくなります。例えば眼圧が高い、目が疲れやすい、あるいは鼻炎なども起きやすくなります。
また、手足の冷えも気になる所です。 脳のうっ血が起こると、脳はきわめて酸素不足を嫌う組織なのでより血液を送ってくれる事を望みます。
東洋医学的には、気が上にあがってしまっている状態だと思います。理想は上虚下実(じょうきょかじつ)の状態です。頭は涼しく足の方はどっしりとしています。
腰から下が木の根っこだと例えて、上半身が木の幹から上と思って下さい。風が吹くと柳の木の様にゆらゆらと揺れ、そして風が止むと自然と揺れがおさまります。 この状態ですと、立派な花や豊かな実りをたたえることができます。
そして、西洋医学的には、交感神経が過度に緊張して、アドレナリンの作用が強まる影響で、血管が収縮してきます。ストレスなどにより交感神経の緊張が慢性化した場合、血管はたえず絞られた状態になり、全身で血行障害が生じるのです。
そこでおすすめするのが、オステオパシーの頭蓋骨療法です。 緊張して、ピーンと張ってしまった脳の周りの膜を緩めて行きます。そして、頭蓋骨の骨と骨の境目である縫合(関節)も緩めていき、さらには静脈血の流れをうながして、脳のうっ血を取って行きます。
最後に頭蓋骨があたかも呼吸をしている様な、膨張と収縮のリズムをゆっくりに整えて行きます。
1分間におよそ10回の振幅のリズムを調節してリラックスしてもらいます。
とても気持ちが落ち着きリラックスするので、施術の途中で寝てしまう方が多数いられます!
気が付けば、中学生頃から片頭痛がある
生理前の頭痛や生理痛がひどい
髪の毛が細くて、薄く、抜け毛が気になる
1年を通して何らかの鼻炎がある
首の凝り、肩から肩甲骨の凝り・痛みが慢性的にある
枕を変えることが良くあるが、変えても寝心地が悪い
眠りが浅く、よく夢を見る
熟睡感がない
手先、足先が冷える。 寝ていて、朝方、足の冷えを感じて寝れない
長年、歯の噛み合わせの治療や顎関節症で困っている
仕事のストレスなどがあると喘息等で咳が出る
便秘と下痢を繰り返す
長年、便秘で悩まされている
どこかお腹の痛みをよく感じやすい
心臓の負担や違和感を抱えている
疲れてくると肩甲骨の下からつながる様な腰痛が出て来る
朝、仕事に行こうとすると腰が痛くなる。行ってしまうと楽になる
何となく膝や足首の違和感があるが、活動していると和らぐ
血液検査をすると、数値が高いが根本的な治療法が解らない。そして、薬を長年飲んでも改善されない (例えば、血糖値、肝機能の数値、腫瘍マーカー数値)